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青梅市は、コロナ禍の影響を強く受けた2021年度~2023年度に、約70億円の黒字となりました。コロナ禍や物価高に苦しむ市民の暮らしを支えることにもっと力を尽くすべきだったのではないでしょうか。今からでも、この財政をいかし、コミュニティバスの実現や学校給食の無償化に取り組むべきです!

学校のトイレ新聞06-1

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学校の環境を改善し、地域に学校を残していくことが必要です!

青梅市の小中学校は26校(東小、東中を除く)ですが、建て替えられた第二小学校以外は、築40年から50年以上経過しています。

青梅市では、雨漏りが26校中20校で確認されるほど老朽化が深刻で、トイレの改修工事計画が作られたものの、年々先送りされているような状態でした。

私が「学校のトイレをキレイにしよう」と前回の選挙で訴えると、お子さんたちからは「トイレが臭いです」「鼻をつまんで入っているよ!」とたくさんの声がかかりました。

その声をそのまま市議会の質問で紹介し、「もし青梅市役所のトイレが同じ状況だったら?」と質問しました。青梅市はその後、トイレの工事計画を前倒しし、トイレ工事の促進につなげることができました。

今年度、最後の4校が公示され、これで市内26の小中学校のどこに行ってもキレイなトイレが使えるようになりました。

学校を訪問するうちにうかがった、雨漏りの深刻さ、外壁の落下事故、プールの故障、夏の体育館の暑さのことも取り上げ、市は全校の緊急の調査と8校での補修、今年度までに7校で屋上防水、外壁全面補修の工事、2校でプールの修理を行いました。体育館のエアコン工事は、都の補助が2023年度で終了することも示し、実現をせまり(昨年の3月議会)、昨年度に中学校、今年度に小学校で設置が行われることになりました(中学校は今年の夏から涼しくなります)。

学校の環境改善は、校舎の問題だけでなく、まだ多岐にわたって必要ですが、市は、今後の子どもの減少に合わせて学校の統廃合を進める用意をしています。

私は、規模が小さくなっても地域に学校を残すことが重要だと思っています。小さい規模であることは教育上は大きなメリットを持つことになりますし、地域から学校がなくなって、その地域の未来が閉ざされてしまうことを危惧しています。

私は、こうした問題をみなさんと一緒に考え、取り組んでいくために「学校のトイレ新聞」という活動報告を作成しています。ぜひ、ご覧いただき、ご意見などをお寄せください。

2023年4月 井上たかし

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